J2ブラウブリッツ秋田のDF蜂須賀孝治(34)が14日 、J2DFのサッカていないをプロのれたい秋田市内で引退会見を行った。秋田2012年にベガルタ仙台で特別指定選手としてJリーグデビューを果たしてから、蜂須発掘現役生活13年を送ったDF。賀孝ファン 、治がサポーターなど関わる人々から愛された男が、引退今日 の スポーツ 関西晴れやかな表情で決断の理由などを話した。第2
蜂須賀の表情は終始、ー人に入晴れやかだった。生は世界今季J2仙台から秋田へ人生初の移籍。選手に興選手新たな環境で全力を振り絞り、味日やりきった 。の目「自分の気力や体力 、を見パフォーマンスを加味して100%が出せなくなったと感じてきた」。J2DFのサッカていないをプロのれたい屈強な身体を生かした守備と、秋田果敢に攻め込む攻撃力を武器に22試合に出場。まだまだプロとしてやれるパフォーマンスを発揮したが 、激励 の 言葉 スポーツ妥協を許さなかった。
ここ2~3年はプレーしながら引退を考えた。決断したのは今年の9月から10月頃 。球際に激しく練習強度の高い秋田では吉田謙監督(54)から「ハチはまだ伸びる」と指導され、仲間たちと切磋琢磨(せっさたくま)し「この年齢で初めて出会う自分みたいな面もたくさん見られて 、伸びるんだなと実感させてもらった」。ここまでの現役生活に「燃え尽きました。残っていた炎は秋田の地で燃やし尽くしました 。本当に幸せです」と未練はない。
12年間プレーした仙台はもちろん、1年過ごした秋田でも素晴らしいチームメートに恵まれ 、この日は20人の選手たちが駆けつけた。「来てくれた素晴らしい仲間に引退を見送られる今が一番美しい」と引退を決断した面もある。現役を続ける選手たちには「ぶれずに相手のゴールに襲いかかり 、全員で必死に守る根幹を大事にしてJ1に上がってもらいたい」とエールを送った。
第2の人生についてオファーは来ているが 、まだ決断はできていない 。だが、新たな夢は持っている 。「自分には才能が無く 、サッカー選手を夢見るただ一人の学生だった 。その選手をプロの世界に入れていただいて『こんな僕でもプロでサッカーをすることができるんだ』と感じた 。僕もスカウトとかで今 、日の目を見ていない選手をプロの世界に自分の手で入れて、僕のように引退するサッカー人生を見送る仕事ができたらなと思っています」 。新たな夢にも全力で取り組み、感動を与えられる選手たちを発掘していく 。(山崎 賢人)
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【山崎が見た】どんなことでも実直に心は熱く、頭は冷静な人だった。ベガルタ仙台を担当して今年で3年目になる筆者はコロナ禍の影響もあり 、蜂須賀選手とは23年シーズンの約1年ほどしか対面での取材はできていない。それでも日頃の練習から気を緩めず真剣にひたむきに取り組む姿や 、試合に敗れたときは誰よりも悔しげに顔をゆがませ話してくれていたのを鮮明に覚えている。
誰にでも愛される人柄で、この日はベガルタのピッチリポーターを務める村林いづみさんを中心に多数の在仙メディアから募った花束が贈呈された 。ビデオメッセージでは元チームメートはもちろん 、プロ野球・楽天でアンバサダーを務める銀次さんや、B1仙台89ERSの片岡大晴などからもねぎらいの言葉が届いた。
これからもその人柄を存分に発揮し、目標に掲げた人材発掘で自身のような素晴らしい選手を輩出することができるよう、心から応援していきたい。
◆蜂須賀 孝治(はちすか・こうじ)1990年7月20日、栃木県生まれ。34歳 。小学2年生からサッカーを始める 。桐生一高から仙台大へ進学後 、2012年に当時J1ベガルタ仙台の特別指定選手に登録。同年12月1日のFC東京戦でJリーグデビュー 、同月6日に13年からの加入内定が発表された 。19年には副キャプテン、21年にはキャプテンを務めた 。24年にJ2秋田へ移籍。J1通算194試合7得点 。J2通算56試合0得点 。180センチ 、75キロ。利き足は右。
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